こんにちは、ゲーム系フリーランスキャラクターモデラーの鬼木です。(Twitterはコチラ!)
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今回はフリーランスにとって気になる、お金の話をしようと思います!
フリーランスになりたてのころ何が困るかって、報酬の相場の話ですよね。
特に日本人はお金の話をオープンにするのを敬遠しがちと言われているので知りたくてもなかなか人に聞けない人も多いんじゃないでしょうか。
ご安心を、ぼくがお答えしましょう。笑
フリーランスは最低でも日給2万円稼ごう
日給2万円だと仮定して8時間勤務で週5日働くことを想定した場合ですが大まかに計算をすると
2万円×20日=月収40万円+消費税10%(4万円)で44万円になります
高いと思いました?
会社員であればそこそこ貰ってるように見えますが実はこの金額、フリーランスであれば決して高い金額ではありません。
しかもフリーランスにはお仕事がいただけず、仕事が発生しないというリスクもありえます。
病気で寝込んだときやケガをして仕事ができなくなっても有給なんて無いうえに毎月の保険料などはきちんと支払わなくてはいけません。
そんなリスクも考慮して最低でも1日2万円は稼いでおかないと安心はできないというわけですね。
単価の決め方
さて、次は単価の決め方です。
例えばキャラクターモデリングの依頼でとりあえず1人日2万円と想定すると
自分のスキルで20日かかりそうだな。と思った場合
このキャラクターモデルの報酬は2万円×20日で40万円(税別)で見積りをするとよいです。
ですがこの月収では先ほども言った通り正直安いですよね。
そこで月収を上げる手段として1日の単価を上げていくことが大切になります。(もしくは月単価の契約ならひと月の単価を上げていく)
1人日3万円なら月収60万円。1人日4万円なら月収80万円です。
結局はクライアントの予算の問題もあるので、希望が通らないこともありますが積極的に交渉してひと月当たりの収入を上げていきましょう!!
心理学のテクニックを用いた実践的交渉術
お仕事をいただいて契約する際、必ず料金の交渉をするタイミングがあります。
金額の交渉は苦手な人が多いですがここはがんばりましょう!
自分を安売りしては業界相場を下げることになり他のフリーランスの方にも迷惑がかかります。
さて、そこで今回は交渉の際役立つ、ちょっとした心理学の応用テクニックをお教えします。
ズバリ、少し想定より高めの金額で先に条件を提示すること
心理学の研究によると交渉の席で最初に金額を提示した人の方が、有利な立場を得ることができると言われています。
アンカリング効果という認知バイアスの心理学テクニックの応用です。
例えば交渉の際、受注側が最初に金額を提示すると、それを基準として依頼側が出す報酬の範囲が意識されます。
ここは少し強気にいきましょう!
強気の金額を提示する際のポイントですが、この金額じゃないと受けない!という感じではなく、まずはただ数字を提案してみます。
具体的には「自分のひと月あたりの金額は他の企業様ですと60万円くらいが多かったのでそのあたりを基準とさせていただきたいのですが御社のご予算的には可能な金額でしょうか?」
などの言い方であれば、確定条件を提示したことにはなりませんが、依頼している企業側は提示された60万円を基準に考えることになり契約可能な金額の範囲に影響を与えることになります。
もし仮に最初から月単価を40万円で提示した場合、本来企業側の予算は60万円あったとしても40万円で契約してしまうことになるでしょう…
企業側も当然できるだけ安く労働力が欲しいですから文句は言えませんね。
このケースは交渉の失敗による損失と言えます。
求人サイトで確認してみる
レバテッククリエイター というWebデザイナーやCGデザイナー向けの転職、フリーランス案件紹介サービスがあるのですがこちらのサイトに登録して案件を検索してみると以下の画像のようになかなか高額案件があることがわかると思います。
それなりの実務経験は必要ですがこういったエージェント経由で探すのも一つの手です
まとめ
・最低でも月収40万円は稼ぐ
・自分のスキルと相談して単価を設定する
・臆せず堂々と交渉する
・案件紹介エージェントを活用してみる
いかがでしたでしょうか。
お金の話はフリーランスである以上常に頭に入れておかなくてはいけない問題です。
しっかり稼いで充実したフリーランスライフを楽しんでください!
それでは、また次の記事で!