専門学校でゲーム業界にデザイナーとして確実に就職するために意識する3つのポイント

こんにちは、鬼木です(Twitterはコチラ!)

今回は専門学校(または大学)からゲーム業界に就職するために重要視するべきポイントをぼくの経験をもとにお話ししようと思います。

これから書くことを意識すれば確実に就職できる!とまでは断言できませんが何も考えていないよりは遥かに就職できる可能性は高まります。

まだ高校生の人は専門学校などに進路を進めるなら入学当初から意識してみましょう。

>>ゲーム業界志望の学生向けの記事まとめ

自分の得意分野で攻める

デザイナーの場合何がなんでもまずは作品を作っていくことになりますが、かといって学校で習ったいろんなことをポートフォリオに全部載せるのはオススメしません。

自分の志望している職種のスキルアピールだけを存分にして、応募者がどんな仕事をしたいのか。どんなテイストのグラフィックが好きなのか。

が出ているようなポートフォリオが望ましいです。

>>効果的なポートフォリオの作り方

そのためにも一つの分野に専念できるように、

なるべく早いうちに将来の進路を決めるようにしましょう。

ちなみに自分の得意分野の見つけ方ですが

過去の経験をもとにするのも方法の一つです。

例えば

・昔からプラモデルが好きだった

・オシャレが好きで服の知識が豊富

・動物が好きでよく絵を描いていた

などはすべてデザイナーにとっては

すごく強みとなる経験です。

※ぼくの場合は幼稚園くらいからモンスターが好きでよく絵を描いていました。

そんな経験もあり現在はゲームのモンスターの仕事を多くさせてもらっています。

過去の自分を見直してみましょう。誰に言われるでもなく自分から楽しんでやっていたこと。

恐らくそこにヒントがあります。

授業がない時間にも自習をする

当然ながら人並み以上の努力は必要です。

現在のゲーム業界は日々新しいツールが進化してきて覚えることも膨大になり、規定の授業時間だけで就職できるほど甘くはありません。

(ぼくが学生だった2014年ごろより大変だと思います。汗)

ぼくが通っていた専門学校での授業は、

月曜日から土曜日までで1日の授業時間が3時間だったり6時間だったりと

けっこうスキマ時間がありました。

※うろ覚えで書いた専門学校時代の時間割(赤枠がスキマ時間)

このスキマ時間、どうしましょう?

遊んじゃいましょうか・・・?

ダメです。自習しましょう。笑

学生時代はこのスキマ時間をどう過ごすかが

就職にかなり響いてくると言っても過言ではないです。

そのくらい3DCGをプロレベルに習得するには学ばなければいけないことが多く、先ほども言いましたが規定の授業時間だけで就職できるほど甘くはありません。

さて、では結局どのくらい自習すればいいかと言うと、

可能であればすべてのスキマ時間を埋めてしまうのが好ましいです。

※ぼくの場合は1年生の4月から3年生で卒業するまでの間、月曜日から土曜日まで授業がない時間はすべてどこかの教室に入らせてもらってデッサンや3DCGの自習をしていました。

そのおかげもあって3年生の5月には内定をいただけました。

((ここだけの話、既定の授業時間を受けているだけで就職できた学生は一人もいません。))

どうすれば自分の目的(この場合は就職)が達成できるのか考えましょう。

学校はそんなこと教えてくれません。頼れるのは自分です。

志望している会社にこだわりすぎない

任天堂やカプコンなどの有名な大手ゲーム会社を志望している方は多いと思います。

しかし大手のゲーム会社は倍率がもの凄いうえに、新卒の時点で必要な能力の

ボーダーラインも恐ろしく高く、一握りの超優秀な学生しか入社できないゲーム業界の中でもかなりの狭き門です。

ですので誰もが聞いたことのある有名企業だけでなく、下請けの小さい会社も

しっかりリサーチし、視野にいれてみましょう。

名前を聞いたことのない小さな会社でも有名ゲームの仕事を大手企業から受注して下請けしていることはわりと普通にあるのでCGworldなどのCG情報誌からCGプロダクションを調べてみましょう

それにもし学生のときに残念ながら内定をいただけなかったとしても

他の会社で修行して実務経験をつけ、改めて中途で応募すればいいですから。

新卒で応募するより中途の方が入りやすいですよ。

まとめ

・自分の得意分野を見極めて努力を集中する

・人並み以上の努力をする

・新卒で入る会社にこだわりすぎない

いかがでしたでしょうか

ゲーム業界は狭き門だと言われてはいますが

同世代のほとんどは規定の授業を受けているだけの人ばかりです。

少し他の人より戦略をもって多めに努力すれば

ゲーム業界に就職することはそんなに難しいことではないので

諦めずにがんばってください。

今このページを見ているあなたがゲーム業界に来ることを楽しみにしています!

それでは、また次の記事で

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